運営における基本方針

弊社では以下の方針に従い運営・管理いたします。

ゲストがチェックインの際に利用する「アクセスガイド」や、お部屋の設備の利用方法を確認する「ハウスマニュアル」は全て弊社で作成したものを利用させていただきます。
弊社では複数の物件を管理しており、ゲスト対応における社内オペレーションを効率化するためにマニュアルの統一化を図っております。また、募集サイトには弊社で作成した図面(間取り図)を掲載させていただきます。こちらも社内スタッフとゲストとで共通認識できるものを持たせ対応をスムーズにすることが目的です。

弊社で管理させていただく物件では「パーティー、宴会、〇〇会、打ち上げ、大音量で音楽を掛けダンスなどをする行為」を目的にご予約される方々をお断りしております。ほとんどの施設が住宅街に位置し、運営開始後にゲストの騒音により近隣住民に迷惑を掛けたくないためです。
以下の要件に該当する物件の場合、室内に騒音を出さないよう注意喚起の看板を設置させていただきます。

4名以上収容できる物件
ロフトやスキップフロアなど天井高のある物件

また、運営開始後、近隣から一度でも騒音クレームが来た場合は以下の対策の実施を検討させていただきます。

〈募集上での対策〉
・掲載写真のTOPを注意勧告入りの画像に差し替え
・最低宿泊日数の設定(例:最低1泊~ → 最低2泊~)
・最大収容人数の減少(例:8人収容→5人収容)

〈設備対策 並びに 抑止効果を期待した対策〉
・玄関外側にカメラを設置
・玄関外側に騒音禁止の看板を設置
・室内に騒音検知器の設置
・室内に受信専用電話機の設置
・窓ロックの設置
・二重冊子の設置
・宿泊客の利用可能スペースの制限

予約されたゲストが滞在中に騒がれて近隣からクレームが来た場合で、ゲストに直接注意勧告をしたにも関わらず改善の余地がない場合は、強制的にチェックアウトをしていただく手段も取らせていただきます。

現地への出張工数を選らすため、また、室内を良好に保つために以下の物を設置するルールを設けております。

 1 緊急時用ツール 
・単三電池
・単四電池
・単一電池 (ガスコンロがある物件のみ)
・E17口金サイズの電球
・E26口金サイズの電球
・脚立(2段~3段のもの)
・ゴキブリの駆除スプレー(例:ゴキジェットプロ)
・ハエ、蚊の駆除スプレー (例:アースジェット)
※まとめてBOXに入れ、収納の中に設置
※脚立はBOXの横に配置(脚立は主に電球を取り替える以外に、清掃スタッフがエアコンフィルターを掃除するためにも活用します)

 2 ゲスト用清掃道具  
・クイックルワイパー
・ドライシート
・ウェットシート
・粘着カーペットクリーナー
・粘着カーペットクリーナーのスペアテープ
・お風呂掃除道具(スポンジ、浴室用洗剤)
・トレイ掃除道具(ブラシ、トレイ掃除用スプレー)
※室内清掃道具はまとめて収納の中に設置
※お風呂掃除道具はバケツに入れて洗面台下の収納
※トイレ掃除道具はトイレ内に設置

 3 ゴミ袋  
・可燃用ゴミ袋
・資源用ゴミ袋
※替えのゴミ袋は「ゴミ箱の中の底部分」か「キッチン収納の中」に設置

 4 トイレ詰まり応急対応ツール 
・ラバーカップ(トイレのスッポン)
※トイレに設置するためカバー付きのもの

 5 予備の消耗品 
・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー
・シャンプー 替え
・コンディショナー 
・ボディーソープ
・ハンドソープ
・洗濯用洗剤
・食器用洗剤
・食器用スポンジ
・キッチン排水ネット
※収納にまとめて設置

 6 匂い 
・ルームフレグランス
・消臭スプレー(例:ファブリーズ、リセッシュ)
・トイレの消臭スプレー

 7 衛生 
・手指消毒用アルコールジェル

備品管理の観点から現地に設置するキッチン用品は以下の通りとします。

 調理器具 
・フライパン(20cm~26cm)
・片手鍋
・ざる
・ボウル
・キッチンばさみ
・包丁
・まな板
・ピーラー
・軽量カップ
・お玉
・フライ返し
・菜箸
・ワインオープナー

 食器類 
・平皿
・深皿(お茶碗で代用)
※いずれも最大収容人数分を設置

 カトラリー 
・お箸
・スプーン(大)
・スプーン(小)
・フォーク
・ナイフ
※いずれも最大収容人数分を設置

 コップ 
・ガラスコップ
・マグカップ
※いずれも最大収容人数分を設置

特殊な形状のお皿やコップなどを設置する場合、万が一ゲストが落として破損した場合、即座に同じものを揃えることが難しいため極力シンプルのものの設置をお願いしております。

スマートロックや電子錠以外で物理的な鍵を使って入室する物件においてはオープン前に弊社に鍵を3つお渡しいただきます。

 ゲストの通常利用分
 ゲストが1を紛失された場合の緊急時の利用分
 2の事態になった際に複製する分

※現地には1と2の鍵を格納するキーボックスを2つ設置いただきます。

住宅宿泊事業法の施行規則において「居室の床面積は宿泊者一人当たり3.3 ㎡以上を確保すること」とあります。
つまり、ある程度の平米数がある物件では多人数を収容することが可能です。しかし人数の多さに比例して近隣住民から騒音のクレームが発生するリスクが高くなります。近隣住民への配慮のため弊社が判断する適正な人数を設定させていただきます。
具体的な判断基準としまして以下の通りです。
・窓の位置や形状
・壁の厚さ
・室内の天井高(声が反響し外に音が漏れやすいか)
・立地、周辺の住環境
これらを踏まえ、宿泊できる収容定員を施行規則の算出方式より少なくさせていただくことがあります。
弊社は運営会社としてオーナー様の収益を追い求める責務がありますが無茶な運営による収益の代償から近隣の方々に迷惑をかけるような行為はしたくありません。中長期的な投資を継続できるよう近隣クレームを避ける運営管理を心がけておりますので何卒ご理解の程をお願いいたします。

原則、本日から起算して3か月以内のご予約しかお受付しません。

原則、予約することができる最大の宿泊日数を7日~10日の間で設定させていただきます。
設定理由は以下の通りです。
・室内を定期的に清掃したいため
・長期間ゴミをお部屋に溜めないようにしたいため

原則、当日予約は受付しませんので、当日にお部屋が空いている状態でも当日のカレンダーはブロックされる設定にしております。ほとんどの施設が現地にスタッフがいない無人施設のため、急な予約が入った際の準備対応ができない可能性があるためです。例外対応として現地にスタッフがいる施設に関しては当日予約を受付いたします。

掲載写真の変更や募集要項の変更が必要な場合、先々のカレンダーを一旦すべて手仕舞い(カレンダーブロック)し、室内の変更作業完了後に、募集ページを刷新してからカレンダーオープンをし募集開始の手続きを取らせていただきます。
ゲストが予約した時点での室内状況と実際のお部屋で乖離がある場合、クレームに発展する恐れがあるためです。

ゲストに迷惑をかけたくないという観点から、行政の室内定期検査や消防点検(機器点検や総合点検)などのお日にちはあらかじめ予約が入らないよう手仕舞いをかけさせていただきます。

全施設、募集時には禁煙で募集をさせていただきます。ただ、複数人で予約をされた場合、予約者は禁煙者でもメンバーの中に喫煙者が紛れ込んでいるというケースは多々あります。そのため、喫煙場所を設けないと稀にモラルがない利用者が喫煙されポイ捨てをされるということもあります。オープン前の物件調査の段階で喫煙指定場所を取り決めさせていただきます。

滞在中にゴミ箱のゴミがいっぱいになった場合、袋の口を結び指定の場所(ベランダなど)に置くようゲストに周知しております(家の前やアパートやマンションのゴミ置き場は一切利用しないようルールを徹底しております)。
ゲストがゴミ袋を置く指定の場所がカラスなどで荒らされそうだと判断した場合、ゴミを置く指定の場所には防鳥ネットを設置していただきます。

ゴミ袋はチェックアウト後の清掃時にまとめて回収いたします。

清掃時のゴミ分別の手間を省くため、弊社では室内に設置するゴミ箱の仕様を以下の通り取り決めております。

・30リットル~45リットルの蓋付ゴミ箱2つ(可燃用とプラスティック用)
・縦型の3段ゴミ箱(缶、瓶、ペットボトル分別用)

※多人数が収容できる物件に関しては、ゴミ箱の数を増やすことがあります。

弊社で管理させていただきます物件で利用するシーツやタオルは全て、リネンサプライ業者提供のものとさせていただきます。

使用頻度が高く劣化しやすいものは定期的に交換していただきます。
(例)
・寝具(枕、掛布団、敷布団)
・スリッパ
・調理器具一式
・お箸、スプーン、フォーク、ナイフ
・お皿やコップなど
・ラグやカーペット
・畳
・掃除道具

破損や汚損については、状況証拠の収集(主に写真)をし、ゲストに事実確認を実施します。ゲストが非を認められない場合は、OTAの保険や加入された宿泊施設用の保険を適用し修繕する手続きをいたします。

鍵やポケットWi-Fi、その他室内の備品をゲストさんが紛失された場合は、ゲストに事実確認をしたうえで、損害賠償の費用を請求する手続きを取らせていただきます。

ロフトやスキップフロアの間取りで天井高のあるお部屋や、室内の広さに合わない容量のエアコンが設置されているお部屋がある場合は、冷暖房効率化を図るためにサーキュレーターや扇風機の設置をお願いしております。

何らかのトラブルで真夏や真冬にエアコンの利用ができない状況が発生した場合、生死に関わる問題に発展しかねないことからゲストの滞在が困難と弊社が判断し、ゲストに全額返金し他の宿を探してもらうか弊社管理の別の物件に移動してもらうことがあります。

何らかのトラブルでお湯が利用できず浴室やシャワールームの利用ができない場合、お近くの公衆浴場やスーパー銭湯の利用を提案します。その際に発生する交通費や入浴料はオーナー様で負担してもらうことがあります。

弊社で管理させていただく施設ではトイレに必ずラバーカップ(トイレのスッポン)を設置いただきます。トイレを詰まらせたゲスト本人に動画サイトなどを参考につまり抜きを実施いただきます。万が一、ゲストが詰まりを改善させられない場合は弊社にて出張対応いたします。

衛生の観点から室内には調味料を設置しないようしております。

暖かい季節になる前にゴキブリ駆除剤や蟻用駆除剤の設置を提案させていただきます。